CATEGORY スポーツにおける諸問題

スポーツ・インテグリティとは?選手としての高潔さや品位な人の資質を高めるために

スポーツインテグリティとは、近年、選手のフェアプレー精神の欠如やドーピング問題などを受けて、日本スポーツ振興センターなどが推進しはじめた概念です。 スポーツ・インテグリティの重要性については、日本のみならず、世界各国で議…

なぜ勝利至上主義が問題なのか?〜スポーツ心理学の観点からメカニズムの説明〜

カテゴリーや競技レベルに限らず、スポーツで勝利を目指すのはごく自然の事です。むしろ、全力を出して競い合うからこそスポーツとして楽しむ事が出来ます。 しかし、勝つ事以外に価値が見出せなくなってしまうくらい勝利を追い求めてし…

【保存版】コロナに対応したスポーツのガイドライン一覧

【保存版】コロナに対応したスポーツのガイドライン一覧

日本また海外では様々な団体が、コロナ対策を期したスポーツのガイドラインを発信しております。緊急事態宣言明けの日本のスポーツを支えるために、諸団体が出しているガイドラインをまとめています。 また、緊急事態宣言が明けたことで…

怒る指導がなかなか減らない理由

モデリング 怒る

ここ数年の体罰や理不尽な指導が見直される傾向が強まった事もあり、以前と比べて指導中の体罰や理不尽な指導は減ってきているように見受けられます。 それを受けて、選手中心の指導法(アスリートセンタードコーチング)、褒める指導、…

日大アメフト部タックル問題から考察する指導者のコミュニケーション不足とチーム文化

日大アメフト部が起こしたタックル問題。指導者は発破をかけるつもりでかけた言葉が選手は逆に萎縮させてしまっていたことが原因の1つとしてあります。なぜ、このような食い違いが起こってしまったのか?本記事では、「日大アメフト部タックル問題」を例に挙げながら、チーム文化について解説します。

スポーツにおける勝利至上主義がもたらした社会的弊害

勝利至上主義とスポーツがもたらした、社会的弊害は大きいです。 なぜならば、スポーツ教育の価値は、思っている以上に大きな価値をもっているからです。 勉強は嫌々やる人は多いですが、スポーツはどうでしょうか。 勉強は嫌という人…

ソーシャルスキルとスポーツコーチングが人生100年時代の社会人基礎力を築く

ソーシャルスキルとは社会性・対人関係における能力 ソーシャルスキルとは藤本・大坊1) によれば、「主に対人関係における社会性に関わる能力・対人関係能力」と定義されており、コミュニケーションスキルが、最も基盤として語られて…

「質より量」がもたらすスポーツ社会の弊害と問われるスポーツコーチングの在り方

「質より量」は、日本社会の根底にある基本的な考え方です。この考え方は、現在でも日本スポーツ社会に大きく根付いている考え方でもあります。 しかしながら、「質より量」のスポーツコーチングは、変えていくべき考え方でもあります。…

スポーツとジェンダーを世界のコーチ育成から解説

現在日本のスポーツ指導業界は、伊藤雅充氏(日本体育大学教授)を中心としてコーチデベロッパー育成が取り組まれています。 今回は、筆者がこのコーチングデベロッパーに関連する「女性コーチデベロッパーの最前線」というシンポジウム…