選手が自ら考えて行動して欲しいと思って指導しているにも関わらず、どうしても選手が受け身になってしまう、または指示待ちになってしまう。こんな悩みを抱えている指導者の方は多いように見受けられます。 選手がうまくいかない様子を…
「早川 琢也」の記事
スポーツ指導者・コーチとしての自信を高めて選手の成長を促す
選手が実力を十分に発揮する為に必要な要素は数多くありますが、その中でもプレーに対する自信はパフォーマンスの発揮に大きく影響します。 自信を持ってプレーしている選手とプレーに自信が持てない選手であれば、自信を持ってプレーし…
スポーツでミスから学ぶ姿勢を身につけ子供が成長する方法
「打って反省、打たれて感謝」 これは剣道で用いられている教えの1つで、「自分が打てた時こそ反省して次をさらに良くする努力をして、打たれた時は自分が直すべき部分を教えてもらえた機会と捉えて感謝しなさい」という意味が込められ…
なぜ勝利至上主義が問題なのか?〜スポーツ心理学の観点からメカニズムの説明〜
カテゴリーや競技レベルに限らず、スポーツで勝利を目指すのはごく自然の事です。むしろ、全力を出して競い合うからこそスポーツとして楽しむ事が出来ます。 しかし、勝つ事以外に価値が見出せなくなってしまうくらい勝利を追い求めてし…
怒る指導がなかなか減らない理由
ここ数年の体罰や理不尽な指導が見直される傾向が強まった事もあり、以前と比べて指導中の体罰や理不尽な指導は減ってきているように見受けられます。 それを受けて、選手中心の指導法(アスリートセンタードコーチング)、褒める指導、…
「やらされている練習」から「自ら取り組む練習」へ 〜ELM ツリーのメカニズムと具体的な取り組み〜
ELM(Effort, Learning, Mistakes are ok)ツリーはダブルゴールコーチングの中核になるコンセプトです。 この詳細は後述しますが、このELM ツリーに即した取り組みをしていく事で、結果ばかり…
集中力を高めるコーチング方法とは?メカニズムを知って応用しよう
練習中に「集中しろ!」と檄を飛ばした事のある経験は多かれ少なかれあると思います。しかし、これは集中力を高める上では一番効果のない方法です。 「集中しろ!」という言葉の中には集中力を高められるような具体的な方法やポイントが…
抑えるよりも捉え方を変える〜指導中に湧き上がる怒りを対処する方法〜
ふと気がつくと、指導中に選手に必要以上に厳しい声をかけてしまっている。 怒らないように心がけているにも関わらず、結局我慢できずに選手の不甲斐ないプレーに対して腹が立ってしまった。 きっと多くの方が経験した事があるのではな…
伸び悩み(プラトー)を打破する為の限界的練習について
スポーツに一定期間取り組んでいると、ある時期に「伸び悩む」経験をすることは多いでしょう。この伸び悩んでいる時期は成長の実感が感じられず、イライラしてしまいがちです。これまで楽しんでいたスポーツや練習に対するモチベーション…
日大アメフト部タックル問題から考察する指導者のコミュニケーション不足とチーム文化
日大アメフト部が起こしたタックル問題。指導者は発破をかけるつもりでかけた言葉が選手は逆に萎縮させてしまっていたことが原因の1つとしてあります。なぜ、このような食い違いが起こってしまったのか?本記事では、「日大アメフト部タックル問題」を例に挙げながら、チーム文化について解説します。