存続の危機からわずか2年で関東大会へ。
2018年、中学女子サッカー界で驚異の快進撃を見せたのが荒川区にあるFC HERMANA(以下、エルマナ)です。
さかのぼること2年前。
監督に就任した石尾潤さんは女子サッカー界を取り巻く厳しい環境を目の当たりにし、『サッカーを愛する少女たちに最幸の環境を』を実現しようと決意します。
石尾さんは次々と改革を施しクラブは生まれ変わりました。
存続の危機からわずか2年で関東大会に出場し、各学年で東京トレセンを輩出。
今や下部組織もあわせると70名を超えるビッグクラブにまで成長を遂げました。
この連載では、さまざまな壁にぶつかりながらも「それでもなお」突き進んでいく、「選手の伸びしろNo.1クラブ」の成長の軌跡を追います。